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2018.3.11 0:00

「サクリファイス」 3.11 東日本大震災 特別配信について

スパチェリの楽曲「サクリファイス」を3.11東日本大震災に向けて特別配信します。

※この特集は終了しました。

「サクリファイス」は2011年の震災の年に放送された「鶴瓶の家族に乾杯」からインスピレーションを受け作詞。
荒廃した被災地を訪れた鶴瓶さんが少女と出会い、話をする。少女は笑顔で話をするがその瞳の奥にはひっそりと影が伺えた。震災で父親を亡くしたということだった。
あれから7年が経ち、どんな思いで日々を過ごしてきたのかと思うと胸が痛む。
この曲は当時の悲痛な叫びと絶望から少しでもいいから逃れて欲しいという思いで書いたことを歌詞に記憶している。

今も癒えない痛みを忘れぬようにこの曲に刻みました。どうぞ聞いてください。
*当HP内ストリーミング配信コーナーより期間限定配信中


「サクリファイス」

途方に暮れたのは黒い宇宙のせいかな
吐き出した未来をこの手で千切って

悲しみ降り注ぐ灰色の空の下
笑って誤魔化した少女は今は

崩してばら撒いて散りばめて
あの星のように
賑やかそうに見えた夜の隅から囲む

逃がしてね逃がしてね悲しみはそっと空へ
心からここからいつも見守っている
君とさぁ

灯れ灯れ暗がり小道 うろうろと揺られ
君の街まで 日々を紡いで風に溶けるよ
悲しみ踏みしめ 喜びに手を叩け